床畳を本物の龍備表で取替えました

東広島市の黒瀬町で昨日表替施工した、お家で床畳の取替を追加でさせて頂きました。
本来床畳は台を造り巻き込んで収めますが、既存が台を造らず表だけを釘で打付ける簡易的な方法でしたので構造的に厚みも無く、本格的な提案もしましたが、お客様のご意向で同じ方法で固定する事になりました。
床畳は床の間を活かす事と飾り物を置いても色むらが出ないように、黄金色に作り上げた龍備表を使います。黄金色にするには イ草の段階で約1ヶ月かけて天日で黄金色に転色させ、この中から良い色に転色したイ草だけで織上げます。
今では紛い物の紙で出来た物を使用される畳屋さんも増えましたが、和ごころ工房では今でも本物に拘りイ草の龍備表を使用しています。畳縁は金七宝で仕上げました。
固定は釘の変りにタッカーで止めさせて頂きましたが、床柱側は裏から隠して固定する事で奇麗な仕上がりになっています。
当然ですが、床柱側の金七宝も柄を奇麗に出しています。
本物の風合いはヤッパリ最高です
国産の本物に拘りを感じる方はお任せください
床畳施工後2014-5.jpg
出来上がりは奇麗な黄金色で縁の金七宝も映えます。
床畳施工前2014-5.jpg
施工前
龍備簡易止め2.JPG
裏側からタッカーの隠し打ち
琉球簡易止め2.JPG
最後の収めはい草をかき分けて糸をタッカーで止めてイ草を寄せて奇麗に納めました。
お客様に喜んで頂いたうえに、帰りには手作りの和菓子までお土産に頂きました。
ご縁に感謝
桜餅.JPG
手作りの桜餅は家族にも好評でした。
い草の手作り教室 募集中(^_^)v
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