7月17日安芸高田市役所で広島県で初の調印式が有り
私も同席させて頂きました。
出席者 安芸高田市 浜田一義市長 永井初男教育長 杉安明彦総務部長
プロジェクト 前田敏康委員長 山下幸彦 秦郁次郎
午前10時から市役所にて厳かな雰囲気の中調印が行われ、市長の挨拶にて山間部に位置する安芸高田市の防災の取組と明るいうちに自主避難する仕組みを作られておられました。
暗くなってからでは遅く明るいうちから避難をする仕組みと、市民の自主性を活かされた取組が活発に動いているようです。
この中で災害時の避難所への畳の提供は非難された方への心のケアにも助かると、期待しているから防災訓練に参加してほしいとの有難いお話も頂きました。
プロジェクトの基本理念
日本のどこかで 災害がおこった時に、
必要なものを必要な場所に届ける。
畳店は避難所に畳を届けます。
そんな、もしもの時のために
畳店として、今できることを
畳店同士が協力し合いながらカタチにします。
いざ災害といったときに、すぐには何もできないものです。
私ひとりだけがやってみたところで…
何かすることがかえって迷惑、失礼になるのではないだろうか…
本当は行動したいけれど…
そんなことを思われたことはないでしょうか。
もしも、前もっての約束事があったなら…きっと、もっと、何かできたはず…。
ニュースで流れる、
避難所となった体育館の冷たい板の間にいらっしゃる姿を見ながら
複雑な気持ちになります。
畳屋としてなんとかしたい。
どこからか声がかかるのを待つのではなく、
どうしてほしいと言われる前に。どこまでできますかと言われる前に。
“5000枚の約束。”は、そんな想いを共有する畳店のネットワークです。
まずは「約束の枚数」を増やしながら、各自治体等との連携も図っていきます。
「いざというときには、これだけの仲間がいます。いつまでにこれだけのことをやります。」
そんな、前もっての約束と仕組があれば、絶対にできるはずです。
自らの地域が被災することもあります。
どちらの立場になっても“畳店として”できることがあるはずなのです。
決して余裕のある業界ではありません。
だからこそ、全国レベルで想いとチカラを合わせ、
まずは、いざというときのための仕組を確立していきたいと思います。