床畳を本物の龍備表で取替えました

本来床畳は台を造り巻き込んで収めますが、既存が台を造らず表だけを釘で打付ける簡易的な方法でしたので構造的に厚みも無く、本格的な提案もしましたが、お客様のご意向で同じ方法で固定する事になりました。

床畳は床の間を活かす事と飾り物を置いても色むらが出ないように、黄金色に作り上げた龍備表を使います。黄金色にするには イ草の段階で約1ヶ月かけて天日で黄金色に転色させ、この中から良い色に転色したイ草だけで織上げます。

今では紛い物の紙で出来た物を使用される畳屋さんも増えましたが、和ごころ工房では今でも本物に拘りイ草の龍備表を使用しています。畳縁は金七宝で仕上げました。

固定は釘の変りにタッカーで止めさせて頂きましたが、床柱側は裏から隠して固定する事で奇麗な仕上がりになっています。

当然ですが、床柱側の金七宝も柄を奇麗に出しています。

本物の風合いはヤッパリ最高です。

国産の本物に拘りを感じる方はお任せください。

出来上がりは奇麗な黄金色で縁の金七宝も映えます。

施工前

裏側からタッカーの隠し打ち

お客様に喜んで頂いたうえに、帰りには手作りの和菓子までお土産に頂きました。

手作りの桜餅は家族にも好評でした。

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