お客様の大切なご家族の笑顔の為に

江田島市能美町の新築を建てているご家族が、ホームページで体に優しい畳で探され、わざわざ海田町までお越し頂きました。
数有る素材に触れて頂き、特徴と長所や短所をお話しし、畳表は田中さんの極太表で畳の芯の床は宮城で作成する、和ごころで最も拘る防虫剤不使用の本格的な稲藁床です(裏麻仕様)
ここで問題になったのが現在の新築が問題の多く発生している、厚みの薄い仕様で作られているとのお話でした、薄い畳の問題点や出回った経緯を説明し、大工さんとお話をして頂き、普通の畳が納まるように出来るようになりました。
ログハウス新築2014−5
採寸に現場に伺うと、おお〜珍しい 6畳の部屋ですが巾が狭い〜
畳の部屋の計測し畳の敷き方と巾が極端に小さいので長くて巾の小さい畳と短くて巾の広い畳が混在するとのお話をすると、お客様はご存じでは無かったようで、ビックリされ緊急で大工さんとお話をされて、部屋を普通に直す事になりました。チョット残念では有りましたが、これもお客様の夢の実現の為と帰りました。
そして今日が畳の製造予定日。畳表が通常のガッシリした畳表よりもずいぶん厚みが有るので寸法管理に気を使って職人3人でどう料理しようかと協議を致しました。
極太の生産協議
まずは何時も通りに加熱乾燥釜にかけて殺虫殺菌処理をして、切りシロより内側を止め縫いします。
藁床止め縫い
(藁床は40センチ位の厚みに整えた藁を約10分の1に圧縮して糸で縫い止めていますので糸を切ると膨れますので、膨れ防止に止め縫いを行います)
1枚作成し、通常からの伸びシロを再計算をしてから、全ての制作に取りかかりました。
框縫い
一畳一会
どの畳も大切に作ります。
来週の納品でのお客様の笑顔が楽しみだな〜

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